今はプログラム書けるので、UnityやUE4の方が良いと思ってしまう。
素材の問題もあるし・・・。
RPGツクールの思い出
昔は少し遊んだけれど、何より作りたいものと素材不足から完成には至りませんでした。
いや、他にもいろいろと原因はあったと思います。
当時は学生でプログラムの大まかな仕組みは知っていたものの、どれか一つでも言語が使えるわけでもなかったので、 単純に自分でシナリオ書いて、簡単なゲームとして遊べるレベルのものを作りたかったわけです。
しかし、いざシナリオを書こうとしても、プロットを作った段階で素材不足が顕著なのです。
素材を作るか、シナリオを素材に合わせるかしかなく、そうこうしているうちに熱は冷めていきました。
クリエイトする熱量が大事
こういう、仕事じゃなくて趣味でやるようなものは金銭的な見返りが無いので、作ること自体で何か得られるものが無いと続きません。
作ることが楽しいとか、勉強のように知ること自体が楽しいなど、モチベーションを維持する何らかの糧が無いと途中で萎えてしまいやすいのです。
そのような中で、素材が足りない、新しく使い方を覚えないといけないなど障害が出てくると、それをつぶすのにもエネルギーが消費されて先が見えなくなってしまいます。
特に一人で作るときなどは、途中で放り出しても誰かに迷惑が掛かるわけでもないので、プロジェクト自体を無かったことにできます。
他との競合
今の時代は、UnityもUE4も無料で使えますので、どうせ勉強するならこちらを勧めたいですが、 やはり勉強コストはツクールシリーズよりUnityやUE4の方が圧倒的に高くつきます。
しかも、UnityやUE4などは公式が出している素材もそれほど多くはありません。 お金さえあればUnityのAssetStoreやUE4のマーケットプレイスで解決できますが、それでも結構なお金が必要になります。
その点、ツクールシリーズは必要最低限の知識とある程度の素材を持って始めることができるので、ハードルとしては低めでしょう。
この手のソフト、及び環境に望むこと
素材をもっと増やしてほしいということが第一です。
Unityちゃんなどは良い取り組みだと思います。実際かなりのユーザーがUnityちゃんを使っているのではないでしょうか。
メインサイトの方でもゲームを作る前に素材を作る流れになって、素材を作ってアセットストアでの販売を考えています。 (あわよくば、その資金をゲーム製作費に当てたい)
現状増えてきたといっても、素材についてはAssetStoreやマーケットプレイスの品ぞろえは汎用的なものが多く、特化したものはまだまだ少ないです。
これは、特化した商品に高値を付けても売れないことが一番の理由だと思います。作る側も利益を出したいので汎用性のある商品を作ることを優先しがちになるのでしょう。
マーケットをもっと多様性に満ちたものにするために、公式が何らかの報奨を用意するなどニッチな需要を満たした商品に還元してくれるとありがたいです。
今回のMVについては安くで売ることでユーザーを増やすのも大事ですが、素材を充実させるなど、作品作りの障壁を取り除く動きも欲しいところです。 (特にRPGツクールだと、味方キャラは多いのですが、敵キャラが圧倒的に少ない・・・。)